パナソニック ヘルスケア株式会社

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プレスリリース: Bayer AGとバイエルダイアベティスケア事業(BDC事業)に関する株式および資産譲渡契約を締結

2015年6月10日
パナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社

パナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社(以下、「PHCHD」)は、Bayer Aktiengesellschaft(以下、「Bayer AG」)とBayer AGの子会社であるBayer HealthCare傘下のバイエルダイアベティスケア(Bayer Diabetes Care)事業(以下、「BDC」)の株式および資産譲渡契約を締結しました。当社は、顧客のニーズに応え、世界中の糖尿病患者向けに高品質かつ生活の質の向上を目指す製品提供の取組みを強化していくことで、糖尿病ケア分野におけるグローバルトップクラスの企業を目指します。今回の契約締結により、PHCHD はBayer AGの子会社であるBayer HealthCare傘下のBDC事業を10億2,200万ユーロ(約1,380億円、1ユーロを135円として換算)で買収します。

BDCは世界中で糖尿病患者および医療従事者向けに血糖値測定システムを提供する企業です。Bayer AGとして事業を展開し、現在では125カ国以上で事業を行っており、2014年の売上高は9億900万ユーロです。

当社は、2014年以来、大手グローバル投資会社であるKKRからの投資を受けているヘルスケア企業です。傘下のパナソニック ヘルスケア株式会社(以下、PHC)の診断薬事業部を通じて、糖尿病患者向け血糖値測定器・センサーの開発製造を手掛けております。BDCは、20年来、PHCの製品を販売してきたパートナーで、ContourTM NextおよびContourTMシリーズについては独占販売を行っています。

PHCの「高品質で、コスト競争力を備えた開発製造機能」とBDCの「グローバルな販売網」を統合することにより、変革期にある糖尿病ケア分野において、世界中の消費者へより的確にアプローチが可能になります。世界保健機構(WHO)によると、世界中に糖尿病患者は3億5千万人近く存在し、1985年より3千万人増加したと推定されています。今後、特に中低所得国において、さらに増加するとみられています。このような糖尿病患者の増加に伴い、多くの国の保険機関が糖尿病治療プログラムでより低価格な製品の提供を実施しています。これにより市場では低価格製品の販売数量の伸びがみられています。PHCHDとBDCが一体となることで、品質が高く、安価な製品を必要とするお客様へ提供し続ける体制が強化できるものと期待されます。

当社の代表取締役社長である山根健司は、本件に関して、次のように述べています。
「当社はKKRによる外部資本導入を通じて、パナソニック株式会社から独立したヘルスケア企業となるための第一歩を踏み出して以来、更なる成長に向けた戦略投資を経営上の重要課題と位置付けてきました。BDCはこれまで事業上の目的を共有してきた、PHCの20年来の最も重要なパートナーです。今回、KKRによる支援を得て、BDCに関して画期的な合意に至ったことを大変喜ばしく感じております。このパートナーシップのもと、二つの素晴らしい事業が新たなステージに進むことができると考えております。BDCの皆様をパナソニック ヘルスケアの大切なパートナーとして心から歓迎致します。」

また、Bayer AGの経営委員会委員であり、Bayer HealthCareの社長を務めるヴェルナー・バウマンは「当社のダイアベティスケア事業を、KKRによる多大なご支援のもと、長年にわたるパートナーであるパナソニックヘルスケアへ売却することは、この事業の長期的な成長につながると確信しています」と述べています。
BDCの事業責任者であるマイケル・クロスは次のように述べています。「糖尿病ケア製品の製造と販売を担う強力なリーダーである二社による今回の画期的な合意は、私たちのパートナーであるKKRのコミットメントと共有されたビジョンに支えられて、糖尿病患者の生活の質の向上を目指す革新的なソリューションの実現に取り組む、世界的に大規模な事業を創造することになるでしょう。」

KKRのパートナーで欧州・中近東・アフリカ統括責任者のヨハネス・フースおよび同じくパートナーでKKRジャパン代表取締役社長の平野博文は、本件に関して、次のように述べています。「世界的規模のバイエルダイアベティスケア事業が、我々KKRとパナソニックヘルスケアの重要なパートナーシップに加わられることを、大変喜ばしく感じております。本件は、長年に渡りKKRが手掛けてきたドイツおよび日本の大手優良企業とのパートナーシップ、並びにヘルスケア業界の有力企業への成長支援にとっても重要なマイルストーンとなる案件です。本件を通じて、これまで我々が培ってきた経験とネットワークも活用することで、糖尿病ケア・ソリューションをグローバルに提供する強力なプラットフォームを創出し、糖尿病ケア業界に変革をもたらすことを確信しています。」

本取引は、独占禁止法抵触の有無を含む関係当局の承認等を前提として、2015年度第4四半期中に完了する見込みです。

パナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社について

パナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社は、2014年に設立され、傘下のパナソニック ヘルスケア株式会社を通じて、医療機器の開発、製造、販売、サービスを行う医療機器メーカーです(株主構成:KKR80%、パナソニック株式会社20%)。血糖値測定システムなどの診断薬事業や医療ITのメディコム事業、ライフサイエンス機器のバイオメディカ事業を主力事業としてさらに強化すべく、一人ひとりに最適なヘルスケアを実現するために、お役立ちし続ける企業を目指しています。
URL:http://www.panasonic-healthcare.com/jp/phchd

パナソニック ヘルスケア株式会社について

代表取締役社長 最高経営責任者(CEO):山根健司
本社:東京都港区
設立:1969年
従業員数(2015年3月現在):約3,700名

Bayer AGについて

バイエルは、ヘルスケア、農業関連、高機能ポリマー材料の領域を中核事業とするグローバル企業です。バイエルは発明志向の会社として、研究集約的分野をリードします。製品とサービスは、人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献することを目標としています。同時に、技術革新、成長、およびより高い収益力を通して企業価値を創造することも目指しています。バイエルは、持続可能な発展に対して、そして良き企業市民として社会と倫理の双方で責任を果たすために、これからも努力を続けます。 グループ全体の売上高は422億ユーロ、従業員数は118,900名(2014年)。設備投資額は25億ユーロ、研究開発費は36億ユーロです。詳細はこちらをご覧ください。
www.bayer.com

バイエルダイアベティスケア事業について

事業責任者:マイケル・クロス
本社:スイスのBaselと米国NJ州のWhippany
事業概要:血糖値測定システムの製造・販売事業
業績(2014年12月期):売上高9億900万ユーロ
営業地域:世界125カ国
従業員数(2015年4月時点):約1,500名

KKRについて

KKRはプライベートエクイティ、エネルギー、インフラ、不動産、クレジット、ヘッジファンドを含む様々な資産クラスの運用を行っている世界有数の資産運用会社です。KKRは忍耐強くかつ規律的な投資アプローチで、世界トップクラスの人材を投じて、それぞれの資産を成長と価値の創造に導くことで魅力的な投資リターンの創出を目指しています。KKRはファンド資金に加えて自己勘定資金の投資も行うとともに、キャピタル・マーケッツ事業を通じて投資機会を提供しています。なお、KKRの投資に関する記述には、KKRがスポンサーとなっているファンドによる活動が含まれる場合があります。KKR &Co. L.P.(NYSE:KKR)に関する詳しい情報はウェブサイトwww.kkr.comをご覧ください。



【お問い合わせ先】

パナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社
経営企画部広報課 TEL:03-5408-7293 mail:phc-pr@ml.jp.panasonic.com

KKR
アシュトン・コンサルティング TEL:03-5425-7220 mail:KKRJapanPR@ashton.jp

ContourTMはバイエル・ヘルスケア・エルエルシーの商標です。

以上

※プレスリリースの内容は発表時のものです。
 商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。