パナソニック ヘルスケア株式会社

CASE STUDIES 導入事例「保険薬局編」

ウォルナットファーマシーズ株式会社様 (愛知県名古屋市)

ウォルナットファーマシーズ株式会社 代表取締役

ウォルナットファーマシーズ株式会社 代表取締役

飯田 義和 様

新人や復職したスタッフにとっても直感的に操作できるのが特長

導入商品:PharnesII-EX/PharnesIII-MX/Ph-NetMaster

1997年の創業以来、名古屋市を中心に愛知県、三重県で39店舗(2016年8月1日現在)の調剤薬局をチェーン展開するウォルナットファーマシーズ株式会社(くるみ調剤薬局グループ)。薬剤師で代表取締役を務める飯田義和氏は、「患者さんが過ごしやすいだけでなく、そこで働くスタッフにとっても快適な空間となる薬局を求めて独立を決意しました」と振り返ります。その言葉通り、飯田氏自らがデザインする薬局はどれも独創的です。待合室の中央に円形のカウンターが設置され、360度全方向で患者に対応し投薬できる店舗をはじめ、天井の全面に天然木材が使われた店舗や、マリンハウスの趣を持った店舗などが存在し、その地域における地理的特徴や患者層(性別、年齢、人数など)を考慮したデザインを採用しています。

「地域のシンボルとなるような店舗づくりとともに、名古屋市を中心にチェーン展開することで認知度を上げ、ブランド力を高めていきたいと考えています。また、店舗が名古屋市中心に分布していれば、スタッフの通勤がラクになるため安定採用につながりますし、仕事のフォローがしやすくなるというメリットもあります」と飯田氏は店舗の地域展開の考え方を説明します。
また、創業後まもなく電子薬歴システムを導入し、紙で薬歴管理していたときに発生していた残業や、棚からの出し入れの手間を解消させたそうです。
現在は、「PharnesII-EX」を10店舗、「PharnesIII-MX」を21店舗に導入。同社統括課長の伊藤由美子氏は「『PharnesIII-MX』は特に視認性がよく、操作も簡単で、機能も充実しており、薬局業務の効率化に大きく寄与しています」と話しています。これに加え、同社ではオプションのチェーン薬局向け総合経営支援システム「Ph-NetMaster」も活用し、経営の効率化につながっています。

在宅訪問で役立つオプションを用意
経営支援システムとの連動も可能

「PharnesIII-MX」導入のメリット

オプションソフトで経営改善も
処方せんを画像化して取り込み “あったらいいな”と思う機能を標準搭載

■直感的に操作ができ、使い勝手が良い
「PharnesIII-MX」は、前バージョンに比べてさらに一段と視認性が高まっている、と伊藤氏は指摘します。「処方せんの2次元コード入力(オプション)から調剤、監査、服薬指導、会計という一連の業務の流れがスムーズに行えます。次画面への移行がほとんどボタン1つで可能なため迷うことがありません」
飯田氏も「系統立ててシステム化されているため、新人でも、育児を経て復帰した人にとっても、直感的に操作ができ、使い勝手が良いのが『PharnesIII-MX』の一番の特長」と評価しています。
機能面においても「処方せんをスキャンして画像として取り込み、患者登録画面や処方入力画面に表示する機能など、“あったらいいな”と思う機能が標準搭載されていて、確実な進化を感じます」と飯田氏は話しています。

■在宅訪問を推進する力にもなる
タブレット端末を利用するオプションの在宅訪問接続支援ソフトも導入されています。「患者さんのご自宅にいながらにして、過去薬歴を参照しつつ的確な服薬指導ができるため重宝しており、在宅訪問を推進する力にもなっています」と飯田氏。「服薬指導の実施内容を訪問先で入力し、その結果を『PharnesIII-MX』に送信することで、薬歴への転記・報告書の作成が自動で行えるので利便性が高いですね」と伊藤氏も在宅訪問における効率アップに手応えを感じています。

■総合経営支援システム「Ph-NetMaster」の活用
同社では、本部と各店舗をインターネットでつなぐ調剤薬局チェーン向け総合経営支援システム「Ph-NetMaster」(オプション)も活用しています。本部は各店舗の売上データをリアルタイムで取得でき、余剰・不動在庫の把握も可能。店舗は入荷データを手入力する手間が省け、発注が必要な薬品を一覧表示し、そのまま発注できます。
「店舗単位の売上状況をきめ細かく分析できますし、不動在庫の確認漏れを防ぐことができるようになりました。在庫分析では、在庫量、在庫回転率、在庫金額など様々な角度でチェックし、不動在庫や過剰在庫をいち早く発見できるため、経営上のメリットに直結しています」と飯田氏は話しています。

「Ph-NetMaster」(オプション)による在庫管理

IT化で薬局業務と経営の効率化を推進

名古屋市を中心に展開する調剤薬局チェーンのウォルナットファーマシーズ株式会社(くるみ調剤薬局グループ)は、パナソニックヘルスケアの保険薬局用電子薬歴システム「Pharnes」シリーズを活用し、薬局業務の効率化、服薬指導の充実を図っています。また、オプションのチェーン薬局向け総合経営支援システム「Ph-NetMaster」も導入し、各店舗の売り上げや余剰・不動在庫の把握・分析に努め、経営の効率化に成功しています。

取材日:2016年7月

ウォルナットファーマシーズ株式会社職員集合写真

ウォルナットファーマシーズ株式会社(本部:名古屋市中区栄)

本部受付

愛知県名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパークビジネスセンタービル13F

地域密着型保険薬局の果たすべき役割

基本を忠実に一つひとつ積み重ねることが「かかりつけ薬局・薬剤師」につながる

ウォルナットファーマシーズ株式会社内観

くるみ調剤薬局あじま店では、円形受付カウンターの採用により360度全方向の患者に対応している。

ウォルナットファーマシーズ株式会社は、在宅訪問に早くから取り組み、在宅専門の調剤センターも2施設開設。国立病院機構名古屋医療センターの退院時カンファレンスには薬剤師が毎週2~3日参加し、他職種連携により地域の人々のケアに当たっています。「在宅訪問で意識すべきことは、患者さんやご家族の都合に合わせるということ。この点を踏まえ、積極的に服薬コンプライアンスを高める行動が必要になります」と飯田氏。
また地域に根差した「かかりつけ薬局・薬剤師」を目指す上で大切なのは、「きちんと投薬し、丁寧に服薬指導を行うという一つひとつの基本を忠実に積み重ねること」と強調。その積み重ねの延長線上に患者との信頼関係は構築される、と飯田氏は考えています。